感動をつくれますか?
作曲家の久石譲さんの本です。
今や世界で有名な久石さんですが、
20代は音楽の方向性で葛藤があったんですね。
久石さんは、いわずもがな一流です。
一流でい続けるためには、
ハイレベルの力を毎回発揮することが大事だ。
すべての作品が自分次第で、
自分の力量にかかっている。
それを元に毎回評価され、
次の仕事が来るか否かが変わる。
1回いい結果を出してもだめなんですね。
一発屋は生き残れない。
どうやったらその結果を継続できるのかと考えた。
日々の勉強や努力はもちろんだと思うけど、
自分がやりたいことがはっきりしているんじゃないかと思う。
たとえば、
久石さんは打ち合わせをして、
毎回こういう曲を作ろうっていうイメージがある。
そして満足いく曲ができると嬉しくて、
みんなに聴いてほしくなるそうです。
一方で、心底納得いくものができていないと
周りに聴かせない。
この自分の感性を大切な判断基準として、
時間との兼ね合いがありながらも
クリアするまで練り続ける。求め続ける。
きっと自分に一番嘘はつけないし、
クリアしていないときは自分が一番よくわかってるから。
この自分で描いた基準を超えようとする繰り返しが、
毎回結果を出し続け、
一流でい続けるための策なんじゃないかな。
これは響くポイントがいっぱいあった。
だから、もう1回この本で書きたい。