それでも、今日は無駄じゃない!

今日しか書けないことってあるんじゃないかなと思う。

可変思考

著者の広中先生は、ハーバード大の教授です。

素晴らしい本です。

こんな安くていいんですか?と思う。

静寂の中で、

一人でじっくりと読むことをオススメします。

 

この先は個人の備忘録や考えたことになるので、先に本の紹介をしておく!

  

可変思考 (光文社文庫)

可変思考 (光文社文庫)

 

 

 

では、以下は完全に個人的に考えたこと!

  

needsは過去の経験、過去に学んだ知識、現状分析などから割り出した必要性であり、wantsは現在の自分の中にある、何かとてもいたたまれないような情念のようなものと、将来に対する夢や願望、そういうものから割り出した、現在から未来へ向けての必要性である。人間はどんな仕事をする場合でも絶えず両方を持っていなければならない。

  

創造を育てるには2つの条件が必要だ。第一に恵まれた環境の中で自由に伸ばすこと。第二に逆境(ショック)に遭遇すること。

  

私のwantの1つ目。

カナダに留学したときにカルチャー・ショックを受けた。

  

日本ではそこそこ英語も勉強もできたのに、

カナダでいかに自分の言語、表現力が通用しないかを痛感した。

  

その体験が自分の中に海外で活躍すること、

通用することへのwantを強く実感させてくれた。

  

そして、自分の力を、海外で活躍する(通用する)人間になりたい、

もっと活躍する日本人を増やしたいという

実践へと転換するエネルギーとなった。

  

ここに創造の源泉がある。

  

  

個性があるということは、何か自分自身のパラメーターをもっている、ということだ。創造とは、新しいパラメーターの発見だ。

  

自分のパラメーターは、

自分で創ることができるんだ。

  

自分自身について考えてみる。

  

私は仕事が好きだ。

考えるうえでパラメーターの数を次元とすると、

仕事をどういう次元でみているんだろう。

  

まず、自分の価値観とポジション。

価値観として、

第一に、海外で活躍する人間になること、

そのような日本人をもっと増やしたい。

第二に、どのような人と関われるかも大事だ。

挑戦が好きな、尊敬する人々と仕事をしたい。

  

ポジションとは、極端に言えば、

自分がどういう環境やポジションなら

生き延びられるかということ。

  

同じような学歴、職歴で一筋の人と比べると私は敵わない。

要は、その道のエリート道は外れているのだ。

しかも、人と同じを好むよりは、人と違うことを好む性格でもある。

それに、俗に言う、ちょっと変わっている人を受け入れる度量は広い。

だから、規律やマニュアルに従うをよしとする環境ではなく、

新しいことに挑戦していける、受け入れられる環境がいいと思う。

  

これを見つけるヒントは、

自分のルーツにあると思う。

  

  

次に、世の中の流れ。

テクノロジーの進化は避けられない。

人間とテクノロジーは共存していく時代になるから、

人間はどこで勝ち残れるかを考えるのも必要だ。

  

  

さらに、時間軸。

過去、現在、未来の流れだ。

今を積み重ねた先にある未来の姿は、

一体どんなものでありたいのか?

  

私は仕事でお互いが自己表現をしあい、

相手に価値を生み出せたら最高だと思う。

例えば、演劇やミュージカルは最たる例だ。

  

しかし、表現力は何も芸術だけでない。

皆何かしらの媒体を通して自己表現をしている。

多くの人は、仕事を通して自己表現しているだろう。

  

どんなことを表現したいのか?

まず、私自身が、海外でも通用する、

活躍する人間であることを表現し、手本となりたい。

こんな人がいるからできると感じてもらいたい。

次に、他の人にも足がかりを作りたい。

  

  

最後に、空間軸がある。

日本と世界といったような2つの視点だ。

価値観に照らし合わせて考えると、

海外で活躍といっても方法はいろいろある。

私はどこで活躍したいのか。

どこで活躍する日本人を増やしたいのか。

  

それは、海外の現場だ。

実際に海外に行って多国籍の人と交わり、

仕事をすることでカルチャー・ショックを受けるだろう。

一方、日本はどこまでも日本人に寛容なので、

そこまでカルチャー・ショックを受けない。

  

個人としての日本人の仕事、

プラットフォームとしての日本の企業が

もっと海外に進出するようになれば、

日本人が海外の現場で活躍する機会は増える。

  

自分の価値観とポジション、

世の中の流れ、

時間軸、

空間軸、

の4次元を組み合わせると、

何がみちびきだせるだろう?

 

1つ思い浮かぶのは、日本企業の海外進出。

 

実はこれ、新卒の時から面接で言っていたことだ。

あなたのキャリアプランは?っていう質問で。

  

そのときはうまく言語化できなかったが、

4次元を通して考えると、

以前よりしっくりくる気がする。