人生の勝算
SHOWROOMの社長、
前田裕二さんの本です。
前田さんが、
UBS時代に尊敬する先輩から学んだこと。
1つは誰からも好かれてサポートしてもらえる環境を作ること。当然そのためには、自分から好きになること。2つ目に、自分のこと以上に周りに時間を使って、周りを強く育てることで、チームとして最強になること。
人にサポートしてもらえる自分になるためには、
自分から人を好きになるって大事よね。
確かに、中には合わない人もいるけど、
人を好きになることは自分でコントロールできるから、
自分次第でどうにでもできるよね。
当たり前のことを、圧倒的なエネルギーを注いで、誰よりもやりきる。
会社に来たら挨拶をする、
誰より早く来て勉強する、
人には思いやりを持って接する。
当たり前のことなのに、
これがなかなかできない。
だからこそ、
愚直にできる人が、差がつくんだよね。
仕事はゲームだ。ゲームで勝つにはルールがある。そのルールをちゃんとわかっていないから、成果が出ないんだ。
さらに、
プライドはコミュニケーションの邪魔になる。まず、お客さんとコミュニケーションの接点を増やせ。そうしないと、仕事は始まらない。あいつバカだね、と思ってくれたら成功だ。
私も今まで、
ルールを理解せずに仕事をやって来た場面が
いっぱいあった気がする。
そして、
そこには不要なプライドがあって、
プライドを守ろうとして
逆に仕事で自分を苦しめてた気がする。
うまくできないとことか、感情とか、
なるべくビジネスでは見せないほうがいいと思ってたんだよね。
そのほうがプロフェッショナルっぽい気がして。
でもそれって、完全に誤解だった!
むしろ、仕事でも、
感情に引っかかる人と付き合いたいって思うよね。
スキルよりも愛嬌。どんなビジネスであれ、そこに人間が介在する以上、コミュニケーションが重要です。コミュニケーションに求められてることはシンプルで、自分が何を与えたいかよりも、相手が何を欲しいか。
もったいなかったな。
でも、今知ることができたから、
これから変えていきたい。
「見極めて、やりきる」ことが、頑張ること。宝石を探り当てるレースで、無数にある採掘地点のうち、ポイントを探し当てることが「見極め」です。見極めたら、あとは血みどろになっても掘る。絶対に、見つけるまで掘る。
私は計画より行動が先になるタイプなので、
ついポイントを見極めずに、
手当たり次第掘る癖がある。
手をつけるのは早くても、
あらゆる地点を闇雲に掘っている間に、
ポイントを見極めて一心不乱に掘る人に追いつかれ、
いつしか越されてしまうよね。
モチベーションが高まらない多くの人は、見極めが甘い。自分という大きな航海に出ているのに、方角を示すコンパスを持っていない。もっとも不幸なことは、価値観という自分のコンパスを持たないこと。持たぬが故に、隣の芝生が青く見えてしまうこと。
...耳が痛い。
まさに私のことだと思った。
コンパスがきちんと定まらないままに突進して、
モチベーションが揺らぎ、
うまくいっている人が羨ましく見えてしまう。
そして、
人を羨んだり、自分を卑下したりしていた。
すごくもったいない時間だ。
前田さんの経験は、
自分の考え方、行動、時間のもったいなさに
多く気づかせてくれた。
まず私が今やることは、
コンパスをしっかりと定めることだな。