ハイ・コンセプト
久しぶりに読み返した1冊。
ダニエル・ピンクは、エール大学ロースクールで法学博士号取得。
アル・ゴア副大統領の首席スピーチライターを務め、
Harvard Business ReviewやWahington Postに記事や論文執筆。
大前研一は、MITで博士号を取得。
マッキンゼーの日本支社長です。
1、 この仕事は他の国ならもっと安くやれるだろうか。
2、 コンピューターならもっと速くやれるだろうか
3、 自分が提供しているものは、物質的・経済的にも豊かになり、情報も過剰に反乱している現代において、「ハイテク」だけでは満足しない人々の欲求を満たすものを提供しているか。
本書は、3を満たすための能力について2つあげている。
A, ハイ・コンセプト
人を納得させる話のできる能力
芸術的で感情面に訴える美を生み出す能力
ばらばらな概念を組み合わせて何か新しい構想や概念を生み出す能力
B, ハイ・タッチ
他人と共感する能力
人間関係の機微を感じ取る能力
自分、また他人の喜びを見つける手助けをする能力
「他人と共感する力」がキーワードのハイ・コンセプト。
本来私たちが持っていたものだけど、
ここ近年人との関わりが薄れたことで
みんな衰えてしまっている。
まずはこれに気づくことが大切で、
これからを生きる私たち20代にとっては、
欠かせない1冊となること間違いなし。