それでも、今日は無駄じゃない!

今日しか書けないことってあるんじゃないかなと思う。

年収のあがらないあなたへ

著者が始めてついた定職は美容師だった。
 
専門職は、見習いという形で先輩の技術やノウハウを学び、
一人前になるのが当たり前の世界。
 
しかし、見習いをする前のアルバイトの経験と知識を元に、
自分なりの考えで、
美容師として前向きに意気込んでいた。
 
経営者はすごく面倒見の言い方で、
社会経験のほとんどない著者に対して、
さまざまな方向からアドバイスをしてくれた。
 
でも著者の「我」が邪魔して聞く耳を持たず、
「自分で判断し、成長できる」と勝手に思っていた。
 
ところが、すぐ壁にぶつかった。
オーナーや先輩の話を素直に聞いている同僚は
仕事を任せられるのいたいして、
成長できずにいる著者はどんどん同僚との差が広がった。
 
それに気づいた著者は、
オーナーの話を素直に聞き入れながら仕事をする決意をした。
 
つまり、「我」を捨てることにした。
 
オーナーが教えてくれていたのは、
美容師としてのカットの技術だけでなく、
「人間的基礎」という部分をアドバイスしてくれていた。
 
・あいさつの仕方
・時間と約束を守ること
・笑顔を見せること
 
素直に聞き入れることで、
社会人基礎、コミュニケーション能力が磨かれ仕事の成果も出て、
美容師を初めて4年、
オーナーが経営している美容院を任されるほどに。
 
「あなたが信頼できる人の思考を真似してみよう」=思考信託
 
 
思考信託とは、
 

自分の「我」や「未熟な考え」を捨て、

結果を出している人のアドバイスを素直に聞き入れる。

自分が想定していたよりも速いスピードで成長し、年収も必然と上がる。

表面的な「行動」をまねるのではなく、「思考」をまねる。

多くの魅力的な人と会うチャンスに恵まれ、

自分の知らなかった新しい世界をたくさん知ることもできる。

 

思考➢ 行動 ➢ 結果

 

小手先の行動だけまねても、

思考が変わらなければ一時的な変化で終わってしまうから要注意!

 

 

年収のあがらないあなたへ (中経の文庫)

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