それでも、今日は無駄じゃない!

今日しか書けないことってあるんじゃないかなと思う。

頭は「本の読み方」で磨かれる

茂木健一郎さんの本です。
 
「本を語るものとして読む」
 
という部分がいいなと思って紹介します!
 
そもそも人間は興味を持つことと、持たないことがある。
自分の視点で取捨選択し、ものを見ている。
でも、「本を語るものとして読む」視点を持つと、
今までとは違う読み方ができる。
 
 
例えば、
スティーブ・ジョブス」という伝記があって、
その中にこんなエピソードがある。
 
「重要な決定をするときは、ジョブスはよく散歩に出ていた」
 
「重要な決断をするときには歩く」というのは、
脳科学的にもとても正しいことだそう。
 
デフォルト・モード・ネットワークという言葉があって、
脳は、何かに集中して仕事をしている時よりも、
むしろ何もしていない時、休んでいる時、
リラックスしている時の方が活動する部分がある。
 
ぼーっとしている時間は無駄と感じる人!
それは大間違いで、
実は脳は大切な仕事をしている。
 
例えば、
お風呂に入ったり、
寝る前にベッドに入る時に
「あ!」と思い出したり、
新しいアイデアが閃くことがあるはず。
 
このデフォルト・モード・ネットワークのおかげで、
感情や記憶の整理がついて
クリエイティブになれる。
 
歩くことは、このデフォルト・モード・ネットワークを
活性化させるのだ。
 
だから、
スティーブジョブスは
会議室に閉じこもって決断するのではなく、
外のリラックスした空気の中で重要な決断をしたそう。
 
 
で、この話はあくまで例であって、
テストには出ないけれど、
人に説明する、つまり語ることを意識して出した。
 
 
いつもワンパターンな読み方をしているなと感じる人は、
人に話すことを意識して本を読んでみよう。
 
これを一度読んでみるときっと読み方が広がると思う!