インドネシアで感じる違和感
出張に来ております。
スラウェシ震災対応のために。
今日は省庁が集まら、
復興計画を立てる会議に参加してきました。
いつも感じる違和感なのですが、
インドネシアの態度ってなんなの?
その1.
やってもらって当たり前感が過ぎる
あらゆる国際機関に融資してもらって当たり前。A銀行は○億提示してきたけど、おたくはいくら出せるんだい?
こんなやり取りが普通。
でも、これってちょっとおかしくないか?
確かに、災害対応や途上国開発のための融資は国際機関の大事な仕事だけど、市民の税金から成り立つ国家予算を使うわけで、それを出してもらって当たり前の態度は常に疑問を感じる。。
ただ、インドネシアにいると、まぁインドネシア人はこんなもんだよ、と普通の感覚になりそうだから、この違和感を書き留めておく。
その2.
オーナーシップが強く、主導権を取りたがるのに、結局何もやらない
インドネシアは国の成長とともにオーナーシップが強くなっているため、こちらからほいほい助けてあげるという姿勢は好まない。
まずは自分で取り組み、不足や助けを求められた時にこちらからアドバイスするという姿勢が基本になっている。
これはとても良いことだ。インドネシアの成長の証だと思うし、中進国入りを目前に控えたインドネシア、さらに先進国へと成長する国としては、オーナーシップが必須だ。
なのに、結局自分でやらない。
最初はやると言う、やる姿勢も見せる、
でも、結局、何も考えていないから、最終的に他の国に頼る。
だからやはり大切なのは、教育なんだなと思う。
もちろん、教育が行き届き、知識人が増えたからこそ、ここまで成長した。
でも、まだ差が激しい。
とりあえず、今日はここまで。