琉球菓子の魅力
数々の琉球菓子を食べた。
ちんすこう、紫芋ソフト、サーターアンダギー、ちんびん…。
特に今回はちんびんの美味しさに病みつきになった。
ちんびんは、
沖縄で昔から親しまれている巻き菓子で、
クレープのような生地に黒糖を入れて焼いた茶色くて優しい甘さのお菓子。
ちなみにこれは、
琉球王国時代の菓子の記録にも出てきているらしい。
クレープほど薄くなく、
かといってオムレットよりは軽い食感だが、
実に柔らかい口あたりがなんともたまらない。
中には何も入っておらず、
至ってシンプルな巻き菓子だが、
そのシンプルさゆえに重くなくまさに腹八分目、
また食べたいと思ってしまう。
サーターアンダギーにしても、
こういう後を引くものが
琉球菓子には多いような気がする。