それでも、今日は無駄じゃない!

今日しか書けないことってあるんじゃないかなと思う。

沖縄Trip ガンガラー の谷

今日で沖縄も最終日です。

 

今日訪れたのは、

 

ガンガラー の谷

 

ガンガラーの谷

 

鍾乳洞が崩壊してできた

谷間と大自然の中を巡る

1時間20分のツアー!

 

ガイド1人に対して、

20人ほどのグループで回った。

 

 

今日驚きのポイントは3つ!

 

 

1、鍾乳洞は40年で1cm成長!

 

鍾乳洞は、

石灰岩にできた洞窟のことです。

 

地面に降った雨水は地下水となり、

地中の石灰岩の隙間を溶食・浸食し、

数万年以上かけて洞窟を作ります。

 

その成長速度は、

わかりやすく換算すると

なんと40年で1cmだそうです。

 

つまり、

1mの鍾乳洞なら

4万年もの歳月がかかっている。

 

人類が誕生したのは約2万年前。

自然はそのずっとずっと前から

地球を形作ってくれていたんだな。

 

 

2、イキガ洞、イナガ洞の象徴!

 

イキガ洞は男性の洞窟と言われ、

命の誕生、子供達の成長を願う場所とされていた。

その洞窟に入っていくと、

鍾乳洞がたくさん上から連なっているが、

中でも1番立派な鍾乳洞がある。

 

それがなんと、

「男性の象徴」そのもの!

本当に一目で判別できるくらい

見事に「男性の大事なところ」そっくり

鍾乳洞がある!

 

それが由来で、

この洞窟は男性の洞窟として

昔から祈願に使われていたようです。

 

 

そしてもう1つ、イナガ洞。

こちらは女性の洞窟と言われています。

 

実際に中には入れなかったのですが、

写真を見せてもらったところ、

中にはこれまた鍾乳洞があり、

「女性の象徴」そっくりのものが。

 

豊満な女性の胸とお尻。

見るからにその形をした鍾乳洞が存在している!

 

これが由良で女性の洞窟となり、

安産、良縁の祈願をする場所となっていた。

 

それぞれの洞窟における象徴的な鍾乳洞が、

まさに男性と女性を表していて、

そのあまりの見事さに

理論では説明できない自然の偉大さを感じた。

 

 

3、大主ガジュマル!

 

ガジュマルとは、

ガジュマルは幸せをもたらす木といわれる

森の賢者です。

 

その佇まいが見事。

 

根っこヒゲと呼ばれる細い根を

上方にある枝から地面に向かって伸ばしていき、

それが地面に到着すると

そこに根をはって新たに成長していく。

 

そうやって、

そのガジュマルが生きられる範囲を

どんどん拡大していくそうです。

 

ちなみに、

降り立った場所が岩だったりコンクリートだったり、

根を生やせない場合、

近くの土を求めて這い、

土壌に根をはっていくそうです。

 

生命力が強いよね。

 

 

自然の中にいると、

物理的な人間の小ささや

人間の時間的な存在の短さを感じた。

 

新参者が自然を開発して、

自然の存在を減らしていくことを受け入れる、

自然の度量の大きさみたいなものを感じた。

 

 

今、

自然は人間と共存して生きてくれているけれど、

これを持続させていくためには、

人間も自然とどう共存していくかということに

もっと意識を向けないといけないと思う。

 

自然は人間に寛大だけど、

そこに制限がないわけではない。

 

この事実を忘れてしまえば、

結局は自分がしたことで

自分たちを苦しめることになる。

 

もしかしたら、

私が生きている数十年の間では

その現実にはつきあたらないかもしれない。

 

でも、

私の子供、孫、その子供・・・

とつながっていったとき、

必ず今人間がやっていることは

影響を及ぼすものだよね。

 

と思ったわけです。