それでも、今日は無駄じゃない!

今日しか書けないことってあるんじゃないかなと思う。

ゼロベース思考

750万部売れたベストセラー!

遅ればせながら読む。

 

知らないを言えれば、合理的に考えられる

 

私たちは知ったかぶりをしてしまう。

それはなぜだろう。

 

将来のことは意外にわからないものなんだから、

素直に認めればいいのに。

 

それは、「知りません」というダメージの方が、

知ったかぶりをして間違えたダメージより大きいからだ。

 

「知らない」ということで、

馬鹿だとか負け犬だと思われたくない。

だから、知ったかぶりをする。

 

そんな方に、解決法!

 

今度答えるふりしかできないような質問をされたら、

まず「わかりません」と言う。

次に「でも調べてみたらわかるかもしれません」と言う。

そして、ベストを尽くして調べる。

 

おそらく馬鹿にされるのとは正反対に、

正直な告白を前向きに受け取ってくれるはずだ。

 

何より、

人にどう思われるかが大事なのもわかるが、

自分のためになる。

 

なぜって、

自分が何を知らないかを認めない限り、

必要なことを学べるはずがないのだから。

 

 

ふと、子どもは素晴らしいと思う。

 

子どもらしい直感を、

大人の世界に少し引っ張り込めたらいいと思わないか?

 

子どもは知ったかぶりをしない。

成長するにつれするようになるが、

大人のマネをしているんだと思う。

 

本心を話したり、

本当に知りたいことをたずねたり、

知ったかぶりという大人の最悪なクセを

少しはふるい落としたりできるかもしれない。 

 

 

自分の欲しいものを手に入れたいなら、相手を礼儀正しく扱うのがいちばん、ってことだ。

 

自分が手に入れたいモノを考えると、

ついそれに捕らわれてしまう。

 

でも、それは実は遠回りだ。

 

1人で努力して得られるモノならそれでいい。

たとえば、資格試験とかテストの点数なら。

 

でも、相手がいる上であなたが欲しいモノなら、

相手からもらうわけだから、

相手に礼儀、敬意を示すのが近道だ。

 

世界的な工業・空間デザイナー

吉岡徳仁さんが話していたことだが、

(何度見てもいい名前・・・!)

 

「世界にない新しいモノを生み出したいと思って

デザインをしていた。

でも大切なことは、表面的な新しさではなくて、

人の心を動かすことだ。」

 

吉岡さんは、天才的な感覚を持ち、作品を生み出しつつも、

当初なかなか周りに理解されなかった。

 

しかし、

師事していた三宅一生さんの

イタリアでの服飾展覧会の空間デザインを任されたとき、

「子どもでも楽しめるものをつくれ」

という以前の三宅さんの言葉を思い出した。

 

相手、観る人に礼儀、敬意を示して

デザインに取り組んだ結果、

イタリアの展覧会は大成功。

三宅さんの転機となった。

 

自分の欲しいモノがある。

だったら、相手は誰か考えよう。

 

そして、相手が喜ぶことは何か考えて、

5~10個書き出してみよう。

 

それが相手を礼儀正しく扱うことにつながるはず。

 

0ベース思考---どんな難問もシンプルに解決できる

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